「ソーシャルメディア」の解析
ネットワークの特徴
「グラフ」(整理)という言葉だけあって、人と繋がるモチベーションを表したもの。
ソーシャルグラフ
人と人の、社会的繋がりこと。
・5人:家族・親友などアドバイスをくれたり、困った時に助けてくれる最も大切な人
・15人:社会学で「シンパシー・グループ」と呼ばれる、居なくなると喪失感を感じる人
・50人:近況を把握している程度に交流している人
・150人:心理学的に脳の限界だとされる、いわゆるダンバー数
・500人:「Weak ties(弱いつながり)」と呼ばれる、会ったことがあってもそれほど親しくない人
http://smmlab.jp/?p=17255
テレビ広告を信頼すると答えた人は全体の47%にとどまった一方で、知人からのお勧めを信頼すると答えた人は92%にも上ったそうです。 http://smmlab.jp/?p=17255
インタレスグラフ
特定の趣味や嗜好や関心ごとを通じての繋がりのこと。
ソーシャルグラフは「誰とつなかがるか」、インタレスグラフ「何でつながるか」。
以下のような沢山あるソーシャルメディアを両グラフのカテゴリーに分類されている。
使っている各メディアのソーシャルグラフ、インタレスグラフの要素を分析して、人の繋がりの特性を最大限応用したら良いのかなぁと思っています。
ソーシャルメディアの特徴
ストック型、フロー型
メディアとユーザーの関係
利用しているソーシャルメディアの評価指標として、以下の要素がある。 関係構築率として、各メディアを見極めて改善していく。
関係構築率=つながり/関係構築
facebookなどでシャアされて、拡散またシェアということを考慮すると実際の発信情報の効果を分析するには
リーチエンゲージメント率=リーチ/関係構築
つながり(connect)
ユーザーとメディアとの繋がり数。例えば、フォーロー数やいいね数など。
リーチ(Reach)
ソーシャルメディアを通じて発信した情報が届いたユーザー数を示した、情報の効力。
関係構築(Engagement)
届いた情報に対してユーザーがなんらかのリアクションをした数。例えば、コメントやシェア数。
ソーシャルメディアの活用方法
ソーシャルリスニング
ソーシャルメディアやブログなどで人々が日常的に語っている会話や自然な行動に関するデータを収集、調査・分析を行ない、「市場調査」「キャンペーン反響測定」「ブランド調査」などに利用するものです。 https://www.marketingbank.jp/special/cat01/15.php
バイラルマーケティング
商品やサービスを利用したユーザーが友人や同僚に紹介するように仕向けるインターネットを使ったプロモーション手法である。 バイラルは病原体のウィルスと同義で、成功するとウィルスの感染同様に短時間で指数関数的に広まることからこう名づけられた。www.fujitsu.com/jp/group/fri/report/cyber/basic/words/viral.html
アクティブサポート
顧客のサポート。ソーシャルメディアを介してサービスや商品の目的を達成するために支援すること。
検索ツールとして
最近、instagramで有名になったGENKINGさんが「googleはSEO対策をしているから、ソーシャルメディアで調べる」というような内容を述べた記事を読みました。身の回りを見てみてもインスタやtwitterで知りたいことを調べるシーンもよく目にします。
以上は、女性を対象にしたハッシュタグ利用に関する意識調査(http://smmlab.jp/?p=38032)ですが、今後ソーシャルメディアでの検索流入も増加していくのではないでしょうか。その辺もケアして、利用していきたいでね。
以上、ソーシャルメディア解析の基本概念のまとめでした。