ウェブ解析士とは
ウェブ解析、またはウェブ解析士とはどういった仕事であり、また試験ではどのような役割を求められているでしょうか?
資格取得を検討する前にも、そして勉強する前に要点としても抑えたいですよね〜
ウェブ解析士とは「ウェブの解析」という言葉から連想する、「アクセス解析の専門知識をもった人」ということでしょうか??
ウェブ解析士協会は
まず、認定を審査するウェブ解析士協会は
「ウェブ解析」とは、アクセス解析のデータや視聴率調査のデータ等様々なデータを活用して「事業の成果につながる」ためのPDCAを回すことを指します。これが身につくと、解析データから事業の現状、課題を読み取り、事業の成果に結びつく正しい判断が出来るようになります。(協会HPより)
と言っています。
で、ウェブ解析士は、
ウェブ市場の話へと一旦移ります。
ウェブ制作の現場は、海外からの新規参入や作成ソフトの無料化、低価格化によって、市場規模は拡大している一方で、激化しているといいます。例えば、ウィブ制作の費用の推移はここ10年間で1/10ほどに減少している。実際、事業に講演しているウェブサイトは全体の約20%とのこと。80、20のパレードの法則をふと思い出します。
このような背景より、ウェブを作成ができても活躍しがたい現状で「つくれる人」から「成果をだせる人へ」と、解析士の必要性を説いてます。
ウェブ解析士公式テキストは
「会計士のようなもの〜」
と、幾度となく例えられていますが、
言い換えると
ウェブ解析士とは、事業の成功の為に、ウェブマーティングから得た情報(定性、定量データ)を解釈して、成果への問題解決を総合的な施策にて提案をする人ということのようです。
ウェブ解析士に求められる領域のイメージはこんな感じ。。。
付け加えると、
どんな事業も「これをやったら成功する!」なんて、どんな事業も一色単に改善できるつけ薬のようのものはないと思います。「成果に結び付く」とは、仮説・実施・分析といったものを繰り返せる人ということになるだと思います。
・PDCAサイクルの運営
・レポート(仮説検証、原因分析、対策立案)
上のあたりのスキルも同時に大事ですね。まぁ、当たり前というばその通りですが、やはり基本は大事です!
ウェブ解析士 初級・上級・マスターの違い
初級ウェブ解析士
正確なウェブ解析の理解とスキルをもち、施策の提案ができるレベル
ウェブマーケティングにおいて、アクセス解析をはじめとしたウェブ解析データを活用し、成果を出す仕事、それがウェブ解析士です。 初級ウェブ解析士は、アクセス解析を軸としたウェブ解析スキルを身につけ、データを読み取り、正しい判断が出来るスキルを会得することを目標としています。(協会HPより)
試験は、講座+試験のセット、もしくは独学での試験のみを選べる方法。
講座費用 10,800円
試験費用 17,280円
決して、無駄にできる金額ではありませんね・・・
上級ウェブ解析士
ディレクター、コンサルタントレベルということでしょうか。ウェブマーケティング、ウェブ解析に関する以下の応用知識を習得、データの正しい認識(読み取り)の基に、クライアント及び社内経営陣(上長)説明・説得、新しい取り組み施策等以下の事業の成果に繋げる提案(コンサルティング)及び提案スキル向上(提案内容の付加価値化)を可能にすることを目指します。(協会HPより)
審査も、講義+試験セットでありより実践的。講座のカリキュラムもペルソナの作成や、ビジネスフレームワーク、マーケティングフレームワークを演習するもののようで演習がメインになるようです。
講義+試験セット
86,400円
。。。
ウェブ解析士マスター
一言で言えば、ウェブ解析士の講師の認定試験ですね。ウェブマーケティング、ウェブ解析(講座・資格制度)に関する教育研修のためのスキル(技能・技術)と知識(講座開設から資格認定まで)を習得、自らが講師として独自に講義を開設し、教育機関(大学・専門学校、職業訓練校等)や企業(出張・社内研修等)で認定講座の講義と指導を行うことを可能にすることを目指します(協会HPより)
324,000円(認定試験費用込)