Food X

あぁ、食べれば食べるほど味なんてわからない...食品企画のフードメモ

カート破棄率 (Cart discarded)

カート破棄率とは、EC機能のあるサイトにて商品をカートに入れたり、または購入プロセスを開始したにもかかわらず、途中で適わなかった確率。

わかること

・購入プロセス(カート内)のナビゲーションなどの課題
・事前の商品、購買プロセスの情報提供のギャップ

使い方

・破棄率の高いページの特定;プロセス前後や他商品との破棄率の比較

コンバージョン (CV, Conversion)

コンバージョン (CV, Conversion)とは、サイト上で得られる成果、もしくは最終的な成果。

コンバージョンの最終的なゴールは売り上げを上げることで、サイトによっては、サイト内でのコンバージョンが売り上げへと結びつかないケースもある。

そのため、サイトで目標としているコンバージョンがサイトの範囲から出たところで実行されることもある。例えば、宿泊予約の申し込みをサイトを閲覧後、電話にて問い合わされることもよく目の当たりにする。

ユーザーの行動を想定するようなロードマップの作成や、他部門への測定の協力が必要となる。

離脱・離脱率 (Page Exit)

離脱・離脱率とは、ページから他のサイトへ移った数や率。

直帰数、直帰率では「求める情報がなかった」ことを示す意味合いも高いが、「離脱」は「満足して出て行く」可能性も考えることができる。

わかること

・動線の見直し(ゴールのサイト以外で離脱がある場合、動線、ナビゲーションを再検討)
・コンパージョンの前のKPIや中間イベントの必要性

使い方

・ページ内容やナビゲーションの分析;離脱率/数が高いページの発見。
・ユーザータイプの行動傾向;ユニークユーザーや流入元とクロス。またユーザーフローの分析。

直帰・直帰率 (Bounce rate)

直帰、直帰率 (Bounce rate)とは、ランディングページから次のページを閲覧せずに、他サイトへ出て行く数や率。来訪者の目的とランディングページのコンテンツとのズレが大きい場合に直帰率が上がる。

また、必ずしも直帰率の高いページが悪いわけではなく、あくまでもウェブの目標(コンバージョン)とのバランスのある判断が重要。

わかること

・来場者のニーズとコンテンツやページの一致・不一致
・効果的なリースニング広告やリファエラーの判断

使い方

・修正するランディングページ特定;リファエラやページとを比較。
・キーワード、フレーズの効果測定

ページビュー数 (PV, Pageviews)

ページビュー数 (PV, Pageviews)とは、ユニークユーザー閲覧したページの数で、URLのリクエストでカウントされる。

平均閲覧ページビュー数はセッション数で割られ、サイトの興味関心指数と言える。

わかること

・サイトの特性 やトレンド
・サイトの規模や興味関心度

使い方

・トレンド分析;期間での比較(eg.前月比較)
・施策や流入元の効果測定

滞在時間 ・セッション時間 (Time on Page)

滞在時間 ・セッション時間 (Time on Page) とは、サイト内での閲覧時間。

前ページの閲覧開始と次ページの開始時間の合計によるため、セッションでの最終ページとなる離脱するページの滞在時間は含めれないこともある(解析ツールの種類によっては測定できる)。


滞在時間の長短による良し悪しなど評価は単純には言い難い事も心得た法がよさそうだ。また、サイトの特性を把握に役立つ(検索サイトの場合は短く、読み物の場合は長く)。

「サイト滞在時間」と「ページ滞在時間」に部類されている。

わかること

・サイトの閲覧時間の特性

使い方

・サイトが目指す目的や構造への指標
・訪問者の滞在傾向の考察;ユニークユーザーやセッション、流入元とクロス
・コンテンツやページの分析;ページ(訪問数)とクロス

セッション数 (Number of Sessions)

セッション数 (Number of Sessions) とは、サイトの閲覧を開始し離脱する一連の閲覧行動の数。離脱したと認知されるとセッションが終わり、1つの単位としてカウントされる。具体的には、ブラウザが開いても接続が30分以上切れると、セッションの終了となることがある。

わかること

・サイトに訪れるユニークユーザーの頻度から、そのサイトの興味度や情報の利便性

使い方

・再訪問率の変化やその原因の考察;ユニークユーザーとの比較分析
・流入元とサイトコンテンツの相性と傾向の把握;参照元ごとの比較